組合の概要
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理事長挨拶


小樽地方電気工事協同組合
理事長  花和 嘉貴

 

 早いもので平成28年もあと4ヶ月となりましたが、組合員の皆様には元気でお仕事にお励みの事とお慶び申し上げます。
 日頃から組合運営に対しまして、多大なるご協力を賜り厚く御礼申し上げるとともに、今後も変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。

 さて、昨年を振り返ってみますと世界的には中東やヨーロッパなどで内戦、テロが相次ぎ、子供たちをも含む一般市民が大勢犠牲になるなど、悲惨な事件が多発しております。
 我が国の隣国においては無謀とも言える海上基地の建設、核兵器の実験やミサイルの発射など物騒な出来事もおきており、平穏な一年とは言えなかったように感じます。
 一方、国内においては本州の大都市では景気が上向いているようですが、私達の住む北海道では海外からの観光客が増加している観光業界を除き、その他の業界では低迷状態が続いております。

東日本大震災から丸5年が経ちますが、現在稼働している原子力発電所は九州の川内原発のみで、私達地元の泊原発は停止のままです。経済の原動力である安い電力が未だ使えない状態で経済が良くなるはずがありません。安心、安全を最優先に早く稼働していただき、北海道経済が少しでも好転するよう願っております。

 私達の電気工事業界に目を向けますと、以前から話題となっておりました電力の小売り全面自由化が今年4月から始まりました。主な新電力はNTTファシリーズ、携帯電話会社、ガス会社、石油元売会社、生協など、全国で約200社の名前があがっています。
私達はこの小売全面自由化を好機と捉えていかなければなりません。新電力は料金を現在の使用料金の5%から7%の安さで販売をすると宣伝しています。金額にして1年間で5,000円から10,000円ほどです。一方で現在使用している照明器具をLEDに取り替えた場合には40%から70%の節約。又、電気の使用状態が見えるHEMSにするとそれ以上に節約出来ることなどをお客さまにすすめて、我々の仕事につながるよう提案して行きましょう。

 一昨年の11月になりますが、私達の組合の全国組織であります全日電工連により、第1回目の「電気工事技能競技全国大会」が両国国技館で行われ(本誌別記事)、私も北海道の競技委員としてその大会に参加させて頂きました。
北海道から出場した選手2名は札幌電気工事業協同組合の青年部にお願いしまして、その2名の内、給澤電気工事の駒澤知三さんが見事3位に入賞されました。
 隔年で行われるこの大会は今年2回目を迎え、11月25日(金)に1回目と同じ両国国技館で行われます。さらにこの全国大会の前段として9月10日(土)、札幌高等技術専門学院の体育館をお借りして「電気工事技能競技北海道大会」が行われます。
 全道の各単協から選出された選手の中からこの北海道大会で優秀な成績をおさめた2名の方に全国大会へ出場して頂きます。私達小樽の組合からは小樽東支部、渇チ藤電機商会さんの本間裕也さんにこの北海道大会に出場して頂く事となりました。本間さんには頑張って頂き、是非とも全国大会へ出場してもらいたいと思っておりますので、組合員の皆様の応援についても、どうぞよろしくお願いいたします。

 結びになりますが、今年一年組合員並びに社員の皆様が無事故、無災害で元気に健康でお仕事が出来ますようご祈念申し上げまして挨拶とさせて頂きます。

 
 

                                                                                                                          

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